痛みについて勉強するためにおすすめの一冊から3つのポイントを学ぼう!

痛みについてもっともっと深く掘り下げていきたいと思います。

かといってあまり難しくならないように。

教科書はこちら…。

こちらを引用させていただきながら進めていきましょう。

人男性のひげモデル黒たばこ

日本での痛み研究の第一人者「丸田俊彦」先生が1989年に書かれた本です。

30年ほど前に書かれた本で、いまとはちょっと重ならない部分はあるとは思いますが、内容的にはまったく色褪せません。

『痛み』についてくわしく知りたい方にはとってもおすすめの一冊です。

早速ですが【痛みの心理学】(教科書)から引用させていただきます。

ここ二十年間における痛みの研究および臨床の進歩は三つの大きな流れに集約されます。

まず①第一が、解剖・生理学的な知識の蓄積をもとに、伝達される痛み刺激の量が脊髄レベルで調整されることを提唱した「ゲートコントロール理論」。それに、脳外科的所見を加え、さらに抽象化した「中枢性パターン生成理論」。

②二番目がエンドルフィンと呼ばれる、生体内のモルヒネ(麻薬性鎮痛剤)様物質の発見。

③三番目が学習理論の臨床的応用である。慢性の痛みに関するオペラント条件付け理論。

医学用語が多くて難しいですね…。

ここ20年で痛みに対しての研究がドンドン進んできていろんなことがわかってきたけど、そのなかでも重要なポイントを3つにまとめてみました…ということです。

(1989年の時点での20年前だから…1970あたりからということでしょうね)

ひとつづつ、わかりやすく僕なりに嚙み砕いて紹介します。

 親指手の人々、黒と白

①解剖・生理学的な知識の蓄積をもとに、伝達される痛み刺激の量が脊髄レベルで調整されることを提唱した「ゲートコントロール理論」。

それに、脳外科的所見を加え、さらに抽象化した「中枢性パターン生成理論」。

痛みは盛られる

「(痛み)刺激の量」=「(実際に感じる)痛みの強さ」にはならないのだそうです。

例えば、足の小指をタンスにぶつけたとします。

痛いですよね~(泣)

では、この刺激を「50」とします。

古い痛みの考え方であれば「50」の刺激は「50」のまま、脳まで伝達される…という考え方でした。

しかし新しい研究では小指から「50」で入力された刺激はまず脊髄で調整(ゲートコントロール)され、さらに脳でも調整(中枢性パターン生成理論)されるということがわかったのです。

よって足の小指から入力された「50」の刺激は脳で痛みとして感覚されるまでの途中に『20』になったり、『80』になったり調整(盛られる)される可能性があることがわかりました。

『刺激の量と痛みの強さは比例しない』ということですね。

いろんな状況によって“痛みは大きく変化する可能性を持っている”ということがわかりました。

 笑顔は幸せな女の子の女性のブルネット長い髪顔を笑って笑って

②エンドルフィンと呼ばれる、生体内のモルヒネ(麻薬性鎮痛剤)様物質の発見。

脳内麻薬の発見!

麻薬性鎮痛剤の王者・モルヒネを感じる部分が脳の中に発見されたこと。

そしてこの部分に結合する体内の物質が発見されるました。

これをエンドルフィンと呼びます。

一言でいいますと「人間は痛みを抑えるために自分の体の中で(痛み止め効果のある)麻薬を合成できる」ということがわかった!ということです。

ということは人間は『自分で自分の痛みを抑える能力を持っている』ということ。

この発見は大きいですよね。

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③学習理論の臨床的応用である。

慢性の痛みに関するオペラント条件付け理論。

痛みが条件付けされる…

オペラント条件付け。

痛みを持っているだけでは痛みの患者さんとは呼べません。

病院に通院するようになったり、家族や周囲の人に「痛い!」と訴え続けるなどの、いわゆる『痛み行動』を継続することで慢性痛患者になってしまいます。

患者さんであり続けること自体がオペラントを維持したり強化したりするのは痛みの刺激そのものよりも家族関係、夫婦関係、会社、医師患者関係、経済的状況に深い関わりがあると考えられています。

こうした痛み行動を減らし、患者さんを「痛みの患者さんであり続ける」というオペラントから開放し、QOLを回復させることが慢性痛の治療にとって大切になってきました。

わかりやすく言うと慢性痛の治療には『カラダの治療以外に心理的なアプローチも必要なことがわかった』ということです。

痛い部位にばかり目を向けるのではなく、痛む人その人全体にも光を当てなくてはならないのです。

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 ついてきてちょ~だぁ~いbyたけもっと

ちょっと難しかったでしょうか??

すこしづつでも端っこだけでも頭の片隅に入れておいてください。

一緒に理解を深めていきましょう。

 

~じんぼのまとめ~

 こちらの本には本当にお世話になりました。

まさに痛みを知るための教科書にピッタリ。

興味のある方は是非!!

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