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痛みの治療には脳へのアプローチが欠かせないことを幻肢痛が教えてくれる理由

2018/05/14
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ど~も、神保貴雄です。 新潟県南魚沼市を拠点に地域の情報などを発信中! ジンボラボでは中小企業のSNSを利用した宣伝広告などをサポートしています。 くわしくは090-7715-3329まで電話か、jinbo@sky.plala.or.jpまでメールお待ちしています。
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今日は“幻肢痛(げんしつう)”という状態について。

教科書は前回に引き続きこちら…

幻肢痛の項を初めて読んだときはブッたまげましたね。

それまで勉強してきたことを一からひっくり返されるような衝撃でした。

「見てきたものや聞いたこと、今まで覚えた全部、デタラメだったらおもしろい、そんな気持ちわかるでしょ?」

『THE BLUE HEARTS』の名曲、情熱の薔薇の一説ですが、まさにそんな感じ(笑)

今日は痛みの不思議により深くダイブしていきましょう。

 

幻肢痛とは

海、海、波、自然、空、地平線、海岸、岩、崖、人々、ダイビング、​​水泳

『幻肢痛』

戦争、事故、手術などによって四肢(腕、手や脚、足)が切断された場合、切断されたはずの腕や手、脚があたかもまだ以前と同じようについているように感じられることがあります。これを『幻肢』といいます。幻肢は歩いたり、座ったり、寝たりする時、正常な四肢と同じように、空間を動き回ります。

形といい大きさといい、それがあまりにも実物に近いため、幻肢で物を取ろうとしたり、幻肢で歩こうとして転んでしまう事さえ起こるのです。

その間、むずがゆい感じを幻肢に覚えるのが普通で、それをチクチクした感じ、重い感じ、冷たい感じ、暖かい感じと表現する人もあります。

四肢を切断した人のうち三分の一くらいが、幻肢に痛みを訴えます。「焼けつくような」「叩き潰されたみたいな」「高圧電流が駆け抜ける感じ」などと、表現される。この幻肢痛は切断直後に始まることもあれば、数ヶ月、数年してから始まることもあり、いったん痛みだすと一年以上続くのが普通です。人によっては何十年も続くこともあります。

(中略)

こうした幻肢痛の特徴は今までの痛みの概念では説明しきれません。交感神経の異常、心理的な要素等々考えられていますが、結論に至ってはいません。

ただ、言えるのは幻肢痛の原因が単一のものではないことです。

そこで考えられるのは、痛み情報を処理する中枢(脳)機能に、末梢での外傷が原因で異常が生じ、そのため末梢からの触覚刺激や交感神経の興奮、さらには情緒的な変化が、異常な神経刺激パターンを生み出す場合です。

(痛みの心理学  中公新書 丸田俊彦 1989年 22~25ページ )

 

これでわかるのが腕や脚など失ってしまった部位についても脳の痛みを感じる部分が痛み感じとってしまう…ということですね。

例えば交通事故などでひざから下を切断したとします。

現実にはひざからしたの部分、スネとか足首~指は存在しないにもかかわらず、足首やつま先に痛みを感じるといった状態。

これが“幻肢痛(げんしつう)”ということになります。

要は『痛みの患部が現実に存在しなくても、脳が痛みを感じることがある』ということになります。

嘘みたいな話ですが本当のことなんです。

となると『痛みを取り除く』ことが唯一の治療法となります。

幻肢痛の存在を知ると、いかに脳に対するアプローチが重要なのか考えさせれますよね。

 

痛みは目に見えない

足の床の木のジーンズ

僕たちは患者さんの患部や表情などを視診なり触診をして診断~施術していくわけですが、この幻肢痛に関してはその主役ともなる患部が存在しないわけですから、アプローチの仕方が非常に狭まります。

幻肢痛が患部以外の部分の観察も、とても大切なんだと教えてくれます。

そして確実に『目では見えない痛み』というのが存在することを証明してくれます。

だって治療すべき患部が存在しないわけですから…。

「腫れている患部にアイシングをする」とか「痛みのあるひざにテーピングを貼る」などの患部に対する直接な対処はできないですから、その他の部分を刺激し痛みを和らげるしかありません。

実際、幻肢痛の治療ではミラー療法と言って、内部に鏡の仕切りがある箱に失っていない手を入れ、鏡を覗き込みながら(つまり失った腕や脚の側を鏡で隠しながら存在する腕や脚を鏡に写して見る)「グー・パー」などと動かすことで痛みが消える、または和らぐ、という治療法が存在します。

 

脳へのアプローチが鍵を握る

人々の子供手bokeh写真の痛みの色

つまり患部に直接働きかけずとも痛みは和らいだり、消えたりすることがあるよ、ということ。

そんな風に考えていくと裏を返せば現実に患部があったとしても、その他の部分から脳に働きかけ痛みを和らげることは可能ということになります。

となると腰を触らずとも腰痛は和らぐだろうし、肩を触らずとも肩の痛みがとれるだろうし、ひざを触らずともひざの痛みがとれる可能性があるということがわかります。

言うまでもありませんが、患部が存在するのであれば患部を診ることも大事なことと思います。

ただもっと大切なのは『患部が現実に存在しなくても、脳が痛みを感じることがある』ということを知っているということ。

その知識があるか、ないかで痛みに対する対処法がまったく変わってきますよね。

脳にいかにアプローチしていくか…?これが肝要なのです。

いや~奥が深い…我ながらいやになっちゃうよ~!

痛みの不思議はまだまだ続きます。

 

じんぼのまとめ

ちょっと難しいんですが、かなり大切なところです。

「すべての痛みは脳が感じている…」

ひとことでまとめると、そういうことになります。

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