クラウドファンディング募集期間中に「中だるみ」を防ぐ画期的な方法

「絆創膏」って文字面と実物にギャップがありすぎますよね、ジンボラボ 神保貴雄です。
いままで携わったクラウドファンディングで500万円以上の支援を集めている、自称クラウドファンディングアドバイザー。
バイザーです。笑
今回のテーマは「リターンの追加」について。
CAMPFIREの場合、募集期間の途中でも新しくリターンを追加することができます。
この「リターンの追加」というカードを
◾︎どんなリターンで
◾︎どのタイミングで
◾︎どのように
切るかが……クラウドファンディング成功の明暗を分けます。
ということで早速いってみましょう。
CAMPFIREの場合、一度公開されたリターンの内容はあとから編集することができません。
あらかじめ頭に入れておくべき情報です。
クラウドファンディングの「中だるみ期間」とは
クラウドファンディングの募集中に支援が集中するのが……
▶︎募集開始直後
▶︎募集終了直前
です。
これはほとんどのプロジェクトに言えること。
毎回、同窓会のハガキを締め切り寸前に出す、アレと同じ現象です。笑
となると、どうしても発生するのがアレです、アレ。
中だるみ
と呼ばれる憎っくきあんちくしょーです。
30日の募集期間だとしたら
▶︎最初の5日
▶︎最終の5日
ほとんどの支援がこの10日間に集中します。
そのあいだの20日間が「中だるみ」期間です。
期間中の半分以上が中だるみなので、もはや中だるみという言葉が適当じゃない気もしますが。笑
中だるみで腐らない
この中だるみ期間に腐ってしまうオーナーさんが多い。
●SNSでいくら発信しても
●チラシを街中に配っても
●人に頭を下げても
まったくウンともスンとも馬の耳に念仏状態。
そりゃ投げ出したくなりますよね。
でもね、そんな時に思い出してもらいたい言葉があります。
諦めたら、そこで試合終了ですよ
安西ティーチャーいつもありがとうございます。
必ずもう一度、波はきます。
きます波は。
でもね、ただ待ってるだけ……というのも気持ち悪いですよね。
自分が泳いで前に進めば小さいですが波を起こすことができます。
そんな時にぜひチャレンジして欲しいのが、今回のテーマ。
募集期間中の中だるみにリターンを追加する
いまサポートさせていただいている、ウィンタートライアスロンの世界選手権に挑戦するプロジェクトで初めてチャレンジしてみました。
題して……
中だるみを防げ!リターン追加大作戦!
友人が立ち上げている「Start Line」というアパレルブランドとコラボしてプロジェクト限定のTシャツを制作しました。
かなり目玉めのリターンを、あえて中だるみのリリーフとして投入。
これによりStart Lineのファンへのリーチが望めます。
しかもStart Lineはスポーツアパレルブランドなので、ウィンタートライアスロンとの親和性も高く支援してもらえる可能性はより高いと予想されました。
また、募集を開始する前から「募集期間の途中でリターンを追加します」と前宣伝しておくことで、リターンへの期待値を高めることを狙いました。
告知のタイミングは
①募集期間の前から告知
②募集開始と同時に告知
③追加リターンを公開してから告知
この3つが考えられましたが、①を選択。
これについてはまだまだ考察の余地がありますね。
今回の動向をじっくり観察してみます。
●小幡選手のクラファンページ
→https://camp-fire.jp/projects/view/190194
●荒井選手のクラファンページ
→https://camp-fire.jp/projects/view/191108
●Start Lineの公式サイト
クラウドファンディング募集期間中に「中だるみ」を防ぐ画期的な方法 まとめ
脳みそをかき回せば、中だるみを緩和する方法なんていくらでも出てくると思います。
大切なのは「中だるみが起きてから動く……」のではなくて、
中だるみが起こることを事前に予測して、あらかじめ対策をしておく
ことです。
その場しのぎの応急手当てで、なんとなく貼った絆創膏はすぐに剥がれてしまいますよね。
それと同じで、起こりうるであろうトラブルを想定してそのための用意をしておくことは、クラウドファンディングに限らずすべての事柄に通じる成功への共通点。
必ず起こる中だるみ現象を、あなたらしい方法で乗り越えましょう!