東映飯店の新メニュー『豚角煮まん』の圧倒的リピート力について熱く語る
三度の飯が中華でもいい、ジンボラボ 神保貴雄(https://twitter.com/minamiuonuma)です。
以前にもご紹介させていただきました、湯沢東映ホテルの「東映飯店」さんに、『やわとろ豚角煮まん』という新しいメニューが加わったというニュースが飛び込んで参りました。
角煮まん??
「肉まん」または「豚まん」なら聞いたことあるけど、角煮まんってなんだ??
という方も多いと思いますので、角煮まんについてじっくりとお伝えさせていただきますね。
また東映飯店の新メニュー『ふわとろ角煮まん』のおいしさを、あらゆる角度から余すことなくお伝えします!
ということで早速いってみましょう。
この記事のもくじ
新潟県南魚沼郡湯沢町『湯沢東映ホテル内・東映飯店』へのアクセス&駐車場
東映飯店は越後湯沢駅から徒歩7分くらい。
駅の西口・温泉通りをセブンイレブンの方向に向かって歩いてください。
5分くらい進むと左手に足湯が見えてきますので、その交差点を左に曲がり、登り坂を少し登ると湯沢東映ホテルがあります。
「東映飯店」は湯沢東映ホテルの一階にありますので、おまちがえなきよう。
角煮まんとは??
私が調べたところによりますと、発祥の地は長崎県の港町。
もともとは「角煮まんじゅう」というそうで、その由来は江戸時代までに遡ります。
鎖国時代、交易地として栄えた長崎では「卓袱(しっぽく)料理」というスタイルが生まれました。
中国から伝わった料理を日本風にアレンジして大皿に盛り、円卓に並べ囲み大人数で食べる……貿易で賑わった街ならではメニュー。
その卓袱料理のなかに「トンポーロー」という豚バラ肉の煮込みに近い料理があり、このトンポーローをもっと手軽に食べようと考案されたのが、角煮まんじゅうのはじまり。
発祥は中国だとばかり思っていましたが、まさかのメイドインジャパン!
おもしろいですね〜。
ポイントは豚肉の煮込み方
こうやってみると「豚肉」と「タレ」と「生地」といういたってシンプルなお料理。
そうなるとポイントになるのは豚肉の仕込みと味付けですよね。
ということで東映ホテルの料理長に豚肉の煮込み方についてお話を伺いました。
まずはしっかり中まで火を通すとともに、余計な脂を落とすためと味が染み込みやすい状態をつくるために1日かけて下茹でします。
アクをしっかりとるのも大切とのこと。
二日目は味を付けながら煮込んでいく工程。
ここで一気に味を入れてしまうと、肉がどうしてもかたくなってしまいます。
ゆっくり少しずつ味を足していくことで、極限のやわらかさを実現。
味付けは隠し味の八角の風味を消さないように、醤油や砂糖、みりんなどでシンプルに。
たっぷりとろみをつけることで、豚肉にタレがからみつき一体感が増します。
さらに生地との相性も◎
豚肉のやわらかさと、生地のやわらかさ……どちらもやわらかいという表現になってしまうのですが、食感と旨味がちがいます。
豚肉を噛みしめたときの溢れる肉汁と、厚い肉を噛みしめたときの感触。
生地を噛んだときのもっちり食感と、ふんわりとした甘みが口のなかで混じり合う幸せ。
豚肉の脂はこってりしがちですが、品のいいタレと素朴な生地とマッチすることであっさりいただけます。
豚肉は魚沼産・深雪餅豚(みゆきもちぶた)
『深雪餅豚』とは、おとなりの魚沼地区(旧湯之谷村)で、美味しい雪解け水や特別配合の飼料で大事に育てられたブランド豚。
深雪餅豚は新潟県内でも外食産業向けのみに卸されている高級ブランド豚なので、県内でもごく僅かの飲食店でしか味わえないのだそう。
「県産の食材を使いたい!」
という料理長の強いこだわりでこの豚肉を選びました。
そんな貴重な豚肉が角煮まんに姿を変えて東映飯店からデビューすることになったというんですから、嬉し涙が止まりませんね。
湯沢東映ホテル内、東映飯店とは
東映飯店の詳細については以前書いたブログを参考にしてみてください。
毎年フジロックにも屋台を出していて、名物の「ステーキ&ローストビーフ丼」と一緒に「ふわとろ角煮まん」もメニューに加わるそうです。
フジロックに参戦の際はぜひ、ご賞味ください。
会場で踊って失った塩分・脂質とタンパク質を補給してくださいね!
東映飯店のメニューはノグチでも買える
な、なんと東映飯店のメニューは湯沢のスーパーマーケット「ノグチ」さんの特設コーナーでも購入できます。
ということを聞きつけて早速伺ってみました。
東映飯店では見かけたことのないメニューもちらほら。
一番人気の『海老チリ』と、東映飯店では見かけなかった『キムチとクリームチーズのキンパ』を購入。
まぁ、こちらに関してはもうなにも語ることはない……といううまさ。
海老のプリップリ感と、玉ねぎのシャキシャキ感がほどよいアクセントになって気持ちいい♪
真っ白いご飯をオレンジに染めながらいただきたい一品。
『キンパ』とは韓国風の海苔巻きのこと。
牛肉やキムチが具材になることは多いのですが、こちらはそこにクリームチーズがINするスタイル。
牛肉の旨味とキムチの辛味、クリームチーズのコクが渾然一体となり、胡麻がいいアクセントに。
写真には写ってないですが、付属の甜麺醤(テンメンジャン)と一緒にいただくと、さらに深い味わいになるのでおすすめ!
このクオリティーの中華がスーパーでGETできるのは湯沢町民がうらやましい……。
湯沢東映ホテル【東映飯店】住所・電話番号・営業時間
東映飯店のクチコミ
ラーメン屋あじろうさん美味しいですよ!あと東映ホテルさん内にある東映飯店さんホテルクオリティをリーズナブルに食べられます。個人的おすすめは神楽南蛮を使った麻婆豆腐です! https://t.co/KoYE1yVJZb
— k1 (@k147566625) April 7, 2022
「東映飯店」にてオヌヌメな、五目あんかけ焼きそば(野菜たっぷり五目あん+もちもち焼き麺)・越の黄金豚の蟹しゅうまい2個mgmg(*゚Θ゚)ノ
予約無しても10分程度の待ち時間で出来上がるお。もちのろん、テイクアウトも可。#るまい pic.twitter.com/2GzfMGnYGF— 燃えよヒラゴン (@hiragon7a) February 20, 2022
東映飯店がコワーキングスペースに
東映飯店のイートインスペースをコワーキングスペースとして使える、という情報も飛び込んできました。
9時〜20時までの間、1日1,100円で使えるとのこと。
コンセントやWi-Fiも完備していますので、ちょっとしたお仕事などはここで済ませてしまいませんか?
その方がお風呂も気持ちがいいし、お料理もおいしく食べられますよ。
東映飯店の新メニュー『豚角煮まん』の圧倒的リピート力について説明しよう
今回、取材にあたりこちらの豚角煮まんをお土産にいただきました。
自宅に戻り高校生の娘に食べさせるといつにないリアクションに驚かされました。
「ねぇ、コレどこで売ってるの??」
普段、娘に話かけられることはほとんどないのですが、あまりにもおいしかったらしく尋ねてきました。
「湯沢だよ」
「えっ!? 駅の中??」
「ちがう、湯沢東映ホテルっていうホテルのなかの東映飯店っていうレストラン」
「なんだ〜! じゃー買いに行けないわ」
なんと、娘は電車に乗って買いにいこうと思ったらしいのです。
豚角煮まんがすごいというか……娘の食欲がすごいというか……。笑
とにかく、女子高生のハートをいともたやすく撃ち抜くほどのリピート力がある……ということが、このエピソードから伝わったかと思います。
前回の記事でも口が酸っぱくなるほどお伝えさせていただきました、東映飯店のメニューはどれも本当においしいです。
お世辞抜きで。
近くにあったら週二で通っちゃうレベルです。
そこに新たに加わった「ふわとろ豚角煮まん」も、デビュー曲でオリコン第1位を獲得するほどのうまさ!
絶対に損はさせませんので、この衝撃を味わってみてくださーい。