エレファントシンドロームとは…あなたの心の中にある杭ってなに?
ど~も、ど~も、象使いに弟子入りしたい神保貴雄(@minamiuonuma)です。
『エレファントシンドローム』という言葉を聞いたことはありますか?
この記事のもくじ
エレファントシンドロームとは
サーカスで象を調教する時に、こんな風にするらしいのです。
小象の頃から、しっかりした杭(くい)に繋ぎとめておきます。
杭から逃げようと必死にもがきますが、まだまだ非力な小象ですから杭をひっこ抜いて逃げることはできません。
なんどもなんども杭を引っこ抜こうと試みますが、やっぱりダメです。
そのうち象は学習(思い込み)します。
「この杭は絶対に抜けないんだ」
と、そうなるともう逃げようとする気持ちさえなくなってしまいます。
一度、学習した象は自分の体が大きくなって杭を引き抜くことができる力をもったとしても杭を引き抜いて逃げようとはしないそうです。
はい、これで調教成功というわけです。
思い込みの力
実際にサーカスでこうやって調教してるのか、嘘かホントかわかりませんが、コーチングや自己啓発書なんかによくでてくるお話です。
最初に行動を制限したのは「杭」なのですが、そのあと行動を制限したのは杭ではなく「自分の思い込み」ですよね。
ようするに自分自身で勝手に思い込みをつくって限界を決めてしまうと、それ以上の可能性に制限をかけてしまう…
- 「自分は〇〇だから、ダメだ」
- 「自分は〇〇だから、できない」
- 「自分なんか価値のない人間だ」
と、繰り返し思い込んでしまうことでそのうちに…
『何もしようと思わない』という最悪な状態になっちゃうよーということです。
自分は一日にして成らず…
私がはじめて、この話を聞いたとき「ほんまかいな!?」と思いましたが、よく考えてみると「なるほどなぁ~」って感心させられました。
例えば私の場合は…
自分は足が遅いからランニングなんて無理無理
ってずーっと思い込んでました。
ところがすっとこどっこいです。
あとは「自分は人見知りだ」という思い込み、こちらに関しては今現在も思い込み真っ最中な私にとってかなり『太めの杭』だと信じて疑っていません(笑)
こういう思い込みや自分の傾向って、どこからやってきたのでしょうか??
人は一日にして人見知りになるわけじゃないですよね。
人は一日にして根暗になったり楽天家になったりしませんよね。
毎日の生活を繰り返していくなかで、いろいろな出来事や人々に影響を受けて…
自分って人見知りなんだなぁ~ JINBO
と、思い込むわけですよね。
いまをいきる
長年の“囚われの杭”をぶっ壊すのに特効薬はありません。
時間をかけて人見知りになったように、それを改善しようと思ったら、それと同じくらいの時間がかかっても不思議ではないですよね。
騒がず焦らず、腐らず過去に寄りかからず『今を生きていく』決意があれば、こんな杭くらい引っこ抜くのは楽勝!楽勝!!
キーワードはやっぱり『今を生きる』私の座右の銘でもあります。
あなたの座右の銘はなんですか??
さいごに……
文中の白黒の象のイラストを描いてくれたのは十日町市・星名接骨院の星名慶治先生。
私の急な「象のイラスト描いてください!」のお願いに快く応えてくれました。
大切な仲間の存在も杭をぶっ壊す!原動力になりますよね。
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