南魚沼市のふるさと納税【新潟県ランキング2位】についてのまとめ
我らが南魚沼市の2017年の「ふるさと納税」が『5億円』を突破したそうです。
すごい勢いで伸びていることはわかるのですが、天邪鬼の僕は手放しで喜ぶことはいたしません(笑)。
そもそもの疑問として…
- 南魚沼の五億円ってすごいの?
- 2016年は、どのくらいだったの?
- 新潟県の他の市町村はどうなの?
- 2016年の新潟県一位ってどこなの?
- そもそも「ふるさと納税」って?
と、まぁ、こんなクエスチョンが浮かびました。
ということで、僕以上に天邪鬼なあなたの代わりに僕が調べてみましたので最後まで読んで、いかに南魚沼がすごいのかを見せつけちゃいます(笑)。
心してっ!いざっ!!
この記事のもくじ
ふるさと納税とは?
個人が納めている住民税の内およそ2割を目安に自分のふるさとや応援したい自治体へ寄附することで、 年間の合計寄附額のうち2,000円を超える部分について、税の控除を受けることができます。
寄附する際には、自治体によって寄附金の「使い道」が指定でき、各地域の魅力的なお礼の品をもらえます。
https://www.furusato-tax.jp/about.html
ここめっちゃ大切なとこなのでメモね。
厳密に言うと「納税」ではなく『寄付』になるそうです。
ということで以後、納税ではなく「寄付」と表現させていただきます。
くわしいことは「総務省のふるさと納税ポータルサイト」などをご覧くださいませ。
専門のことは専門家にまかせます(笑)。
こちらのブログサイトも、ふるさと納税全般をわかりやすく説明してくれます。
こちらは特に必読!!
新潟県内でふるさと納税を扱っている市町村は?
https://www.furusato-tax.jp/japan/area/4#niigataふるさと納税サイトNO1の「ふるさとチョイス」に掲載されている“返礼品を用意している”新潟県の市町村が『25』ありました。
wikipediaさんによると、いま新潟県には30市町村あるらしいので、8割もの市町村が、ふるさと納税の返礼品を用意していることがわかります。
ふるさと納税サイトとは?
僕が今回、調べていて一番驚いたのが「ふるさと納税サイト」というものが複数あるいこと。
てっきり「国」が、まとめて管理しているのかと思い込んでました。
だって「納税」って謳ってるし。
調べてみるとソフトバンクや楽天などの超大手企業が参入してきていて、いま現在では、ざっと数えて「14サイト」もあるそうです。
各自治体は、この「ふるさと納税サイト」に登録して、寄付金と返礼品のやり取りを行います。
楽天の買い物ページを思い浮かべていただけるとわかりやすいかも。
その中でもトップシェアを誇るのが「ふるさとチョイス」というサイトです。
>>ふるさとチョイス
実に『全国のふるさと納税の寄付金の7割以上』が「ふるさとチョイス」経由で寄付されているとのこと。
ふるさとチョイスは、全国1300自治体が登録している鬼サイトです。
次いで、ふるさと納税サイトで第二のシェアを占めるのがソフトバンク系列の「さとふる」というサイト。
登録サイトはまだ300弱で、ふるさとチョイスの足元にも及びませんが、2018年にサイトをリニューアルするとの噂。
14あるサイトの、どのサイトに登録するかも寄付金を増やすカギを握りそうです。
新潟県のほかの市町村のふるさと納税事情は?
シェアNO1の「ふるさとチョイス」の全国の『よく見られている自治体ランキング 2017年11月』によるランキングがこちら…
14位に「新潟県燕市」がありますね!
うん、新潟県民としては嬉しいけど。
南魚沼市、ありました!
69位…絶妙なポジショニング。
72位には三条市がありますね。
いやいや、ふるさとチョイスから直接、ふるさと納税を申し込める登録自治体が「1300」あるらしいので…
69/1300位
す、すげーじゃん!!
と思いきや、このランキングは「よく見られている自治体ランキング」なので実際の寄付金には何ら関係ないとゆー(笑)。
でも全国の市町村で69番目に注目されていることは間違いありません!!
それは置いておいて、このランキングに入っている「燕市」「三条市」「南魚沼市」の昨年の寄付金の額を比べてみましょう。
新潟県内各市の去年までの「ふるさと納税寄付額」
2016年の総寄付額
- 燕市 581086885円(5億8千万円)
- 三条市 386033569円(3億8千万円)
- 南魚沼市 75635000円(7千5百万円)
なんと昨年は燕市が南魚沼の約7.6倍!!
三条市も5.1倍近くの寄付金を集めています。
ま、まさか…こ、こんなに差があるとは。
これが界王拳ならボロ雑巾のように負けてますね(笑)。
南魚沼市のふるさと納税への取り組み
ほかの市町村に負けじと2017の6月1日から、南魚沼市・林市長のもと「返礼品制度」をスタートさせました。
同年9月には1億円を突破。
10月に南魚沼産の新米コシヒカリが返礼品になると申し込みが殺到!!
12月に入り駆け込み需要であっと言う間に4億円、12月14日にはなんと『5億円』を突破の快挙を成し遂げました。
※2017年度のふるさと納税は12/31が締め切り※
思い出してみて下さい…去年の寄付金はいくらでしたっけ??
七千五百万円
↓UP
五億円
なんと『6.6倍』、6.6倍でございます!!
昨年の三条市は遥か向こう…からの~昨年の燕市を追い越す勢い。
南魚沼市は6億円にも届くのでは…とみているそうです。
南魚沼市市長も「ふるさと納税」に気合いが入っています!
ちょっとほかの市町村の伸び率まで調べることはできませんでした、とにかく昨年のランキング圏外から一気に新潟県注目度トップ3に躍り出たことは確かです。
(燕市も三条市も2017年の寄付金総額は僕が探した限り、なかった)
売れないミュージシャンがオリコンのTOP3に入ったようなもんです。
売れなかった演歌歌手が、ひょんなことでヒットして紅白歌合戦に出場するようなもんです。
素人桜木が山王戦で大活躍したようなもんです(笑)。
南魚沼市がふるさと納税で更なる飛躍をするために必要なこと
ジンボブログの神保貴雄(@minamiounuma)が僭越ながら南魚沼市が「ふるさと納税を増やすためにもっと必要なこと」を考えてみました。
信じる信じないかはあなた次第(笑)。
①14あるサイトすべてに登録する
前述した通り、寄付(納税)する窓口(サイト)がいまのところ「14」あります。
僕が見てみたところ、南魚沼が登録しているのがシェアNO1のふるさとチョイスのみ。
寄付金の7割を占めるサイトですが、これから「さとふる」などの大手もグイグイ登録自治体数を伸ばしてくることが予想されます。
予算の関係やら、手間やら、なんやらかんやらあるとは思いますが、できる範囲で登録サイトを増やすべきでしょう。
窓口を増やせば面倒は増えますが、入ってくる寄付は増えるはず。
釣り竿が多い方が、たくさん魚は釣れますので。
とりあえず「さとふる」には登録すべきかと。
②ふるさとチョイスの南魚沼市のページを見やすくする
ほかの自治体と比べるとちょっと見にくいんですよね。
>>燕市
>>三条市
>>南魚沼市
ほかの市と比べてみていただけると、わかりやすいかと。
特に燕市は動画が見られるようになっていたりと趣向をこらしています。
南魚沼も動画を見られるようにするといいかも。
③返礼品の精査
こちらが、ふるさとチョイスの「人気検索カテゴリランキング2017/11」です。
やはり『肉』が一番ですね。
次いで魚介類。
南魚沼は肉も魚介も望みが薄いですよね。
米が3位に入ってきてますので、プラスアルファなものがあればもっともっと伸びることが予想されます。
となるとあとは、やっぱり…
酒&雪
ですよね~。
日本酒とリフト券、宿泊関係を絡めていくべきでしょうね。
まぁ、これも各企業とのアレコレあって一筋縄では行かなそう(笑)。
でも本気でやるなら、そんなこと言ってらんないですからね!!
いかがでしょう??
2017年度、新潟県のふるさと納税ランキング一位は…
はい、気になりますよね!!
わたくし、ディフェンディングチャンピオンの「燕市」の担当の方に独自に(笑)電話取材してみたところ「いろいろな関係でまだ正確な数字は出せない…」とのことでした。
ただ…
現時点で、南魚沼市より多いです
との回答をいただきました。
近日中に正式発表があるとの情報もGET!
正式発表を待ちましょう。
じんぼのまとめ
最後はなんか偉そうに上から目線になってしまったことを、お許しください。
これも南魚沼を愛すればこそ…。
これを読んでいただいて、南魚沼の奮闘ぶりが少しでも伝われば嬉しいです。
というか、僕自身もこの記事を書いてみて「ふるさと納税」のことを、知ることができたので面白かったです。
では早速、ふるさとに居ながら「ふるさと納税」してみますかいの~(笑)。
※ふるさと納税の期限は2017/12/31まで※
あなたもまだ間に合いますよ!!