生姜香る伝統の味「ラーメンたいち 蓮潟店」で味わう長岡生姜醤油ラーメンの正統派チャーシューメン

国分、国分、ジンボラボ 神保貴雄(https://twitter.com/minamiuonuma)です。
新潟県長岡市に根づくご当地ラーメン文化。その代表格とも言えるのが「長岡生姜醤油ラーメン」です。
しょうゆのキレ、生姜の香り、そしてあつあつのスープ——この三位一体のバランスを真っ直ぐに守り続ける正統派の味を提供しているのが「ラーメンたいち」です。
この記事のもくじ
長岡ラーメンの正統派。たいち蓮潟店は信頼の2号店
たいちは、長岡市堺東町の本店をルーツに、蓮潟に構えるこちらの蓮潟店が2号店。
モダンで清潔感ある店舗は、黒壁に木柱が美しく映え、まるで和モダンなカフェのような佇まいです。国道8号線沿いに位置し、広めの駐車場も完備。遠方から車で訪れる人にも優しい設計です。
本店が木曜、蓮潟店が水曜と、定休日をずらして営業しており、いつ訪れても“たいちの一杯”に出会えるのも、地域外からのファンにとってはありがたいポイントです。
チャーシューメン大盛を実食。伝統に裏打ちされた生姜のキレと旨み
券売機で「正油チャーシューメン(大盛)」1,350円の食券を購入し、矢印に沿って列に並びます。
そして運ばれてきたのが、どんぶりの表面をびっしり埋め尽くすチャーシュー。まずはその圧巻のビジュアルに驚かされます。
一口目のスープから、長岡ラーメンならではの生姜がふわりと香り、しょうゆのコクがぐっと押し寄せてくる。表面にはラードの油膜が張り、最後までアツアツを楽しめるのも“伝統の流儀”の一つです。
麺は中太で、適度なコシとモチモチ食感。スープとの絡みも抜群で、ズズッとすすると生姜の風味が口いっぱいに広がります。
チャーシューは厚すぎず薄すぎずの絶妙なカット。脂の甘さと赤身の旨みが渾然一体となって、まさに「肉を食べている」満足感を与えてくれます。
ボリューム満点の大盛サイズでも、不思議と重くないのは、このスープのキレと香りのおかげ。
古き良き長岡生姜醤油の“芯”をしっかり押さえつつ、現代的な完成度でまとめられた、実に見事な一杯です。
「冷凍ぎょうざ自販機」で、自宅でも伝統の味を再現
たいち蓮潟店の店舗前には、ひときわ目を引く冷凍自動販売機が設置されています。その名も「たいちのぎょうざ」。
店内で提供されている自家製餃子を、10個入り1,000円(税込)で購入できるこの自販機は、24時間稼働。訪問タイミングに関わらず、お持ち帰りができるのは嬉しい配慮です。
長岡ラーメン文化の「正統の味」を家庭でも再現できるこの自販機は、まさにファンの期待に応える“たいち流のおもてなし”。
訪問の記念に、またはお土産に、ラーメンと合わせてチェックしておきたいポイントです。
ラーメンたいち蓮潟店【長岡】アクセス&駐車場、電話番号・営業時間・定休日
「ラーメンたいち 蓮潟店」は、長岡生姜醤油ラーメンの伝統をしっかり守りながら、現代のラーメンファンに刺さる要素を詰め込んだ完成度の高い一軒。
チャーシューメンの満足感、生姜の香り立つスープ、そして食後も余韻に浸れる冷凍ぎょうざの存在まで——
県外から長岡ラーメンを味わいに来るなら、まずは「たいち」から。それが王道です。
所在地
新潟県長岡市蓮潟1丁目1-36
営業時間
平日 11:00〜20:00土日祝 10:00〜20:00(※スープ切れで早期終了あり)
定休日
水曜日(※本店〈堺東町店〉は木曜日定休)
駐車場
有(店舗前に複数台分)
席数
カウンター・テーブル席あり(※座席数は混雑状況により変動)
支払い方法
食券制(現金)
特記事項
店舗前に「たいちの冷凍ぎょうざ」自販機あり(24時間販売)「代表待ち禁止」など混雑対策も徹底