地元民が本気で推す!南魚沼『壱八商店』の生姜醤油ラーメンがクセになる

生姜醤油ラーメンを食べる度に、新潟に生まれたことに感謝している、ジンボラボ 神保貴雄(https://twitter.com/minamiuonuma)です。
新潟・長岡発祥の「生姜醤油ラーメン」を、南魚沼で本気で味わいたいなら――。迷わずおすすめしたいのが【壱八商店】です。コク深いスープ、ツヤやかな中太麺、そしてパンチの効いた生姜の香り。まさに五感に響く、冬だけでなく一年中食べたい一杯がここにあります。
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キリッと立つ生姜の香りとコクのある醤油スープ(正油ラーメン大盛り)
壱八商店の看板メニューは、やはりこの生姜醤油ラーメン。レンゲをスープに沈めてすくい上げると、キラキラと輝く表面の香味油。その下には、濃い目の醤油ベースに生姜の風味が溶け込んだスープが広がります。飲んだ瞬間、まず鼻を抜ける生姜の香り。そして後からじんわりと舌に染みる醤油のうま味。動物系のダシがしっかりと支えており、奥行きのある味わいに仕上がっています。
この「温まり感」は、寒さ厳しい南魚沼の冬にぴったり。とはいえ、夏に食べてもキリッと身体が冴える、まさに“通年型のうまさ”です。
ツヤと弾力のある中太麺がスープと好相性
スープと同じくらい魅力的なのが、この麺。中太のストレート麺は、モチモチとした食感でありながらコシもあり、スープの持ち上げが抜群。ほどよい加水率で、ズズッと啜れば生姜醤油の旨みが麺に絡みつき、一体感のある味わいに。
麺量はそれほど多くはない印象。たくさん食べれる方は「大盛り」をおすすめします!
チャーシュー・メンマ・ほうれん草…懐かしくも完成されたトッピング
丼の上には、程よく脂の乗ったチャーシューがちらほら。箸で持ち上げればホロっと崩れるほど柔らかく、噛めばじゅわっと旨みがにじみ出ます。甘辛い味付けもスープにぴったり。
そのほか、シャキシャキのほうれん草、味しみメンマ、ネギ、海苔と、王道かつ計算されたトッピング構成。なかでもほうれん草が、この一杯にほどよい清涼感とアクセントを加えており、箸を進める手が止まりません。
ランチタイムは地元の常連客や作業服姿の男性、家族連れなどで賑わいを見せ、平日でも行列ができることも。駐車場も完備されており、アクセスも良好です。
【壱八商店】店舗情報・アクセス・営業時間・定休日
住所:新潟県南魚沼市六日町92-14
営業時間:11:00~14:00(スープがなくなり次第終了)
定休日:水曜日
駐車場:あり(店舗前)
編集後記:南魚沼で「本当におすすめしたい」一杯
「生姜醤油ラーメン」は新潟を代表するご当地ラーメンですが、壱八商店はその中でも間違いなくトップクラス。派手さはないけれど、何度でも通いたくなる“日常のごちそう”です。県外から来たラーメン好きの方にも、自信をもっておすすめできます。