「理不尽からは逃げてもOK!マジ卍」進級・進学・新社会人に贈る言葉
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鬼のようなスピードで3月が過ぎ去っていく今日この頃……いかがお過ごしでしょうか。
僕の身の回りで言うと姪っ子が高校に入学するのと長女と、もうひとりの姪っ子が中学に入学とフレッシュな話題で持ちきりです。
この季節になるとふと、僕が専門学校を卒業して就職するために東京に出てきたときのことを思い出します。
15年前のちょうど今頃ですね。
あのとき、あのままあそこにいたら僕の人生は今とはまったく違うものになっていたのだろう……と。
この記事はこれから新生活、新世界に羽ばたくフレッシュな若い人に贈りたいと思います。
キーワードはタイトルにあります通り『逃げてもOK!マジ卍』です(笑)。
ということで早速いってみましょう!!
この記事のもくじ
15年前の就職活動
石川県の専門学校を卒業した僕は、東京で就職していた同郷の先輩にお願いして、求人している接骨院を3つほど探してもらっていました。
面接の時間も決めてもらっていて、あとはひとつずつ伺って面接をするだけ。
先輩の家に泊めてもらい、仕事のことをいろいろと聞かせていただいたのを覚えています。
翌日、一軒目となる東京の外れにある接骨院に面接に伺いました。
面接の内容はまったく覚えていませんが、どうせならやっぱり山手線の近くに住みたかった僕としては立地が気に入らずイマイチだな~と感じたのは覚えています。
ということでパス。
二軒目で事件は起こった
次に伺ったのは、もはや東京ですらなく神奈川県の接骨院。
この時点でかなりポイントは低かったわけですが(笑)。
しかも東横線の某駅からタクシーに乗らないと辿り着けないような立地。
駅からタクシーに乗り、20分ほどのところにある接骨院へ。
院長の面接……といっても挨拶程度のもので、「はい、じゃーウチの接骨院には寮があるから、そこに住んでもらうね!」みたいな感じで、光のスピードで就職先が決定しました(笑)。
この時点で納得いかなったわけですが、さらにこんなことを言われました。
「じゃーこれから髪の毛を切りにいくぞ!」
いきなり原付バイクの鍵を渡され、院長の運転する原付バイクのあとについて駅前の「1000円カット」に連れていかれました。
「切ったら、領収書もらって戻ってきてね」
と言い残して院長は帰ってしまいました。
確かに髪の毛は長かったのですが、長髪というほどではないし……そもそもこの展開はおかしいでしょ。
1000円カットの前を5分くらいウロウロして『逃げる』ことに決めました。
方向音痴、道に迷う
ここからがめちゃくちゃ大変でした。
生まれて初めて訪れた街ですから道がまったくわからないわけです。
一度、通ってきたとはいえ駅から20分かかるわけですので、接骨院までかなり離れてます。
加えて僕は方向音痴の気が十二分にあるわけです(笑)。
すでに日も暮れて、3月の寒さに震えながら原付を運転したことをいまでもハッキリと覚えています。
あの風の冷たさは一生忘れません。
どれくらい時間がかかったかはわかりませんが、なんとか接骨院を見つけて原付をそーっと置いてタクシーに乗って帰りました。
カモネギ
あの時、なにも言わずに帰ってきたのは、さすがによくなかったな~とはいまでも思います。
でも、院長のあのやり方ははいかがなものだったかと。
あとからわかったのですが、その接骨院は分院といって要するにチェーン展開している接骨院で「とにかくなんでもいいから人が欲しい」ような状態だったということがわかりました。
猫の手も借りたいくらいの状況で「飛んで火にいる夏の猫」みたいな(笑)。
運命の出会い
で、その翌日面接に伺ったのが最終的に4年半勤めることになる『富士見整骨院』でした。
杉並区高井戸!井の頭線!吉祥寺までちょっと遠いけど歩いてもいける!渋谷も近い!立地最強!!
さらに院長先生がすでに長髪(笑)という、僕にとって好条件しかない接骨院にお世話になることが決まりました。
羽ばたく君へ……理不尽からは逃げてもいい
これからいろいろな人や出来事に遭遇すると思います。
いいこともあれば悪いこともあります。そういうもんです。
ただね、自分が「理不尽」だとか「納得いかない」と思ったことからは逃げてもOKです。
『逃げることは格好悪い』
そんな刷り込みがあるかもしれませんが、それこそがまさに理不尽だし納得いかないことだと思うわけです。
若いあなたにはまだ、その理不尽をはねのける技術も知識もありません。いまの僕だってまだまだです。
はねのけられないのなら受け入れるしかないのか……いいえ違います。
逃げてください。大丈夫です。
僕が原付バイクで寒さに震え、鼻水を垂らしながら逃げたように(笑)。
そのあと?なんとかなります、マジ卍
長髪でヒゲをたくわえた、ちょっと変わった院長先生に僕は拾ってもらえました。
いまでもめちゃくちゃ感謝してます。
あのとき1000円カットで髪を切っていたら僕の人生はどうなっていたのでしょうか?
誰も知る由もありませんが、まったく後悔はしていません。
22歳の俺、グッジョブ!!俺の人生のMVPは、いまでもあのときの俺だっ(笑)。
じんぼのまとめ
闘うことに勇気が必要なように、逃げることにも勇気が必要です。
なんにも恥じる必要はありません。
必ず15年後には笑って話せるようになってますから(笑)。