Amazonで材料を集めワラーチを自作する方法【おすすめの100均グッズ】
「ワラーチ」とは、ランニングやジョギングなどの運動をする際に使用する、サンダルタイプのシューズです。
ランニングシューズとは異なり、足首を覆うような部分がなく、オープントゥで足の指が露出しているものが一般的。
また、軽量で通気性が良く、夏場や暑い気候でのランニングに適しているとされています。
さらに裸足感覚で走れるため、いつもとは違う筋肉に刺激を入れることができます。
ということで、早速ワラーチをつくっていきましょう!
この記事のもくじ
ランニング用サンダル「ワラーチ」を自作する……とは
以前ワラーチワークショップで習ったことと、新たにネットで調べ上げた「ワラーチ自作コンテンツ」を融合させ、更なる高みを目指してみました。
購入したのは……
まずはワラーチの「もと」となるビブラムシート。
ブラックと茶色がありますので、お好みで選んでください。
100均でも揃うワラーチ自作に必要な道具&真田紐
□ 手芸用ヒモ 5mm・4m 108円(税込)
□ 穴あけポンチ 4mm+5mm 108円(税込)
以上二点は100円均一のダイソーにて購入。
穴あけポンチのサイズがわからずサイズ違いを一個づつ購入しました。
サイズ的にはこのあたりの3mm、4mm、5mmあたりがあるとGOOD。
ひもの太さに合わせて使い分けましょう。
その他の道具は自宅にあるものを使ったので費用はかからず。
かの「真田丸」で一躍有名になった、丈夫で堅牢な『真田紐』を使う方も多いですね。
このあたりはお好みで、どうぞ。
□ ハサミ(切れ味のいい)
□ トンカチ
□ 白いペン
□ ボールペン
□ A4用紙
□ ポンチを使う時の板
□ セロテープ
自作ワラーチの材料となるビブラムシート
前回↑↑↑は#8327という型番で作りました。
こちらの厚さが「10mm」。
今回↑↑↑はちょっと薄めの#8338という型番で「7mm」の物を取り寄せてみました。
この3mmの違いが吉とでるか、凶とでるか…。
滑り止め効果とクッション性を持たせるために「ペレマット」をプラスする作り方もあるそうですが、接着剤などを使ってビブラムソールに貼り付けないといけないので、ちょっと手間です。
このあたりもお好みで。
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格安でワラーチを作る方法&ヒモの結び方
まずは「足の型」を取ります。
A4用紙とペンをご用意ください。
まずは右足から。
紙の上に足を置いてペンで縁取りをします。
足に合わせてペンでグルリ。
内側~外側~かかと。
ペンを垂直に立てて引くのがコツ。
姿勢は立っている状態で足に荷重していた方がいいでしょう。
はい!右足取れました。
次は左足。
指の間は取っても取らなくてもOKです。
この内側のところをしっかり取りましょう。
はい、左右縁取りできました。
前回は右足で型をとってそれを左足にも流用したのですが私の場合、左足の方が右に比べて小さいので両方型を取りました。
縁取ったもののアウトラインを太めのペンで型取りしていきます。
こちらをハサミでカット。
ほら左の方が小さいでしょ。
左右間違えないようにペンで記しておくのがミソ。
裏側の縁に両面テープを貼っていきます。
使用済みA4用紙を使ったので裏にはカラフルなメモが。
両面テープのテープ部分を解放してビブラムシートに貼っていきます。
で、型に合わせてカットしていきます。
7mmのシートは薄く切り易かったです。
型紙をはがすとこんな感じ。
これでワラーチの原型ができました。
両足を乗せてみる。
あとで詳しく書きますが足を縁取り型を取る際は足ギリギリでとることをオススメします。
さて、いよいよヒモを通す穴を空けます。
ソールがブラウンなので、わかりやすいようホワイトのポスカを使いましたが型紙が貼ってある状態なら黒マジックでもOK。
外側はこのあたり…
内側はこのあたりかな…
両足できました。
一応、からだの専門家としてもうちょい詳しく説明すると…
つまさきの穴は母趾と示趾の付け根部分、赤丸のあたりに。
外側の穴は第五中足骨下端の下部にある一番くびれた部分が目印。
内側の穴は土踏まずの頂点のあたり。距骨と舟状骨の境目あたりでしょうか。
この3か所に印をつけましょう。
4mmのポンチとカナヅチ。穴を空ける時に必要な木材。
印をつけたところに狙いを定めて…
ポンチの頭をカナヅチでヒット!!
はい、オープン。
内側と外側の穴も同様に。
あんまりキワキワに穴を空けると走っているうちに切れる可能性があるので0.8~1cmくらい内側に開けて下さい。
はい3か所、空きました。
いよいよヒモを通していきます。
ヒモを穴に通しやすくするためにヒモの先端をセロテープで加工。
こんな感じです。
ここからは私が参考にさせていただいたこちらの動画がわかりやすいので紹介させていただきます。
https://www.youtube.com/watch?v=Klf7d4KMdRs?rel=0&w=853&h=480]
↑クリックするとリンク先の動画にジャンプします↑
『Kiss My Earth』
http://www.greatoutdoors.jp/kissmyearth/how.html
木村東吉さんという方のサイトが大変参考になりました。
こちらを見ればワラーチのすべてがわかると思います。
さぁ~て、ヒモもばっちり結べました。
こうなると試し走りしないわけにいきません。
小雨の降る中、8kmほどワラーチラン。
自作ワラーチの効果とまとめ&2足目を自作する時のポイント
前回作ったワラーチ(零号機と呼ぶ)は型を取る際にびびってしまいかなり大きめに作ってしまいました。
今回作ったワラーチ(初号機)はそのあたりを考慮して足のサイズぎりぎりに型を取りました。
(左が零号機・右が初号機)
その結果、非常にフィット感が高く余分な感じ…邪魔な感じが少なくて非常に快適でした。
それと零号機の厚さが10mmで初号機が7mm。
たった3mmですが足の裏は敏感。
その薄さがとても伝わってきました。
このあたりはもう好みの問題なので両方、試していただきたいところです。
ビギナーの方はやっぱり厚めの方が安心かな…と。
ヒモの素材についてももう少し改良が必要ですね。
8km走ったら「ワラーチズレ」ができました。
親指と人差し指の間のマタのとこに。
地味に痛い…。
ということで早速、シューズ用のヒモを購入。
取り付けました。
細いタイプだと食い込むのかな…と、思い「太タイプ」をチョイス。
こんな感じでカスタマイズできるのもワラーチのひとつの魅力かもしれません。
素材もビブラムソール以外のものでも試して作ってみたいですね。
どんどん広がる、ワラーチワールド!
あなたも飛び込んでみてはいかがでしょうか。
おすすめのワラーチ動画①
ヒモの通し方を動画でまとめてみました。
パーツはamazonでもGET可能。
おすすめのワラーチ動画②
ヒモをゴムひもに変えると脱着しやすいことに気付きました。
こちらの動画でゴムひもの取り回しについて説明していますので、参考にしてみて下さい。
ルナサンダルもおすすめ!
「自作するのは面倒だぜ!!」
という方はこちらをどうぞ。
こちらは同じワラーチの仲間の『ルナサンダル』という商品です。
とってもオシャレだし、履きやすいし、これで走ることも可能。
ベアフットランナーなら一足は持っていたいアイテムのひとつ。
おすすめのワラーチ関連著書
ワラーチを履いて走る前に読んでおきたい本を紹介します。
日本での「はだしラン」の第一人者・吉野剛さんの著書。
はだしランのノウハウを写真付きでレクチャーしてくれます。
はだし初心者にオススメ。
一大『ベアフットブーム』巻き起こした一冊。
これを読まずしてベアフットランを語ることなかれ。
既存のシューズに疑問をもったら、まず読んでおくべき。
こちらもなかなか刺激的な一冊。
日本語訳が独特過ぎて読みづらいとこともありますが、はだしで走ることが当たり前のように書いてあって興味深い。
こちらは「中級者~上級者」向け。
このあたりを事前に読んでおくことで未然にトラブルが防げますよ。
参考にしてみてください。
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