【ランナー必読】ランニングの時に楽に走るために考えること
ランニングのみならず「人生をスイスイ生きるために必要なこと」を3つ挙げよ、と言われたらまず僕が思い浮かぶことがあります。
俯瞰すること
これですね。
マジで大切です。
むしろ、これさえできれば大概のことは上手くいくんじゃないかと僕は常日頃より慢心をしております(笑)。
ということでランニングという視点から「俯瞰することの大切さ」を伝えてみたいと思います。
この記事のもくじ
俯瞰と客観の違い
まずは言葉の定義からいきましょうか?
俯瞰に似ている言葉に「客観」というものがあります。
ということで調べてみました。
客観視
読み方:きゃっかんし
物事を自分の利害や感情などを除いた観点で考える、客観的に考える、などの意味の表現。weblio辞書より
対して俯瞰とは。
客観も俯瞰も自分の視点じゃないところから物事を見ることだがどこから見ているのかに違いがある。
客観は第三者の立場に立って物事を見ることである。自分はこういう行動をとったが、それは他人から見るとどういう行動に見えていたのだろうかと考えたり、店を経営してみたが客から見るとどういう店に見えているのだろうと考えたりすることが、客観的視点と言える。つまり客観は他人から自分(または自分の作ったもの)を見ることを指す。
それに対して俯瞰とは自分でもなく第三者でもなく全体を見ることを指す。この全体というのは、自分も第三者も含めた状態で物事を把握すること。もともと俯瞰は上空にいる鳥の目で見たもののことを言っているので、高い視点から全体を見渡すという意味がある。
かなり大切な視点ですね、賢く生きていくためには。
僕はこの状態を「セルフ幽体離脱」と呼んでおります(笑)。
あなたはいつもどんな表情で走っていますか?
この視点をひとつ持つだけでグッと楽に走れる…というか辛い時に楽に走れるようになります。
例えばハーフマラソン、ハーフは15~20kmあたりが一番きついでしょうか。
そんな時、一人称の自分の心の声は「きつい!」とか「つらい!!」というような負のオーラ満載のつぶやきであふれていることと思います。
きつい…つらい…と考えれば考えるほど体はきつく、つらくなってきます。
思い込みの力はあなたの想像をはるか斜め上を超えてきます。
そんな時、フッと気持ちを落ち着けてセルフ幽体離脱をしてみましょう!
フワッと浮き上がって自分自身をちょっと上から見てみましょう…どうでしょうか?なにが見えますか?
うしろあたまが見えたら、クルッと前に回って自分がどんな顔をして走っているか見てみてください。
「WAO!!」驚かないでください。
苦しい時、あなた、そんな顔して走ってるんですよ、いつも(笑)
辛い時こそ口角を上げよ
さぁスマイル、スマイル。
無理にでも口角を引き上げて、ほっぺを持ち上げると不思議と心も体も軽くなりますよ。
どうですか?ななめ上から見た景色は… と、こんな感じで客観的に第3者的な目線で自分自身を眺めてみる。
余裕があれば話かけてみてください。
「おいおい、なんて顔して走ってるんだベイビー」
もちろんランニングの時に使えるだけではありません。
日常生活でストレスがかかるような場面でも使えます。
例えば上司に怒られている時、そんな時こそセルフ幽体離脱!
返事もそこそこに離脱してみてください。
フワッと抜け出して、上司のことを眺めてみましょう。
あなたのために顔を真っ赤にして怒ってくれていますよ。
どうですか?なんかちょっと、かわいく見えたりしませんか??
「まぁまぁ、そんなに怒ると血圧あがっちゃいますよ~」なんてアドバイスをしてみてあげるのもいいかもしれません。
一瞬にして世界を変える、たったひとつの方法
セルフ幽体離脱したくなったでしょ。
最初は走りながらが難しかったら日常生活から意識してみてください。
- ハミガキをしている時
- ボーっとTVをみている時
- ごはんを食べている時
どんな顔をしていますか??どんな表情ですか??どんな姿勢ですが??
自分の姿を客観的に見ることができると、あなたの回りの世界が変わってきますよ。
まずは日常生活の中で、そんな視点を意識してみてください。
慣れてきたらランニングの時にも応用できるようになります。
幽体離脱しながら走り続ける…(笑)かなりシュールな状況ですが、そんな状況こそ楽しんでいきましょう!
じんぼのまとめ
俯瞰的な視点を持てば色々な場面で役立てることができます。
フルマラソンなど長めのレースの時には、とっても役立つテクニックです。
セルフ幽体離脱はランニング以外にもいろいろなところで役立つテクニックなので、ことあるごとに使ってみてくださいね~。