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人はお金のために働いているんじゃない…と本気で思っている38歳男性の話

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月間50000PVの当ブログを運営していますジンボラボの神保貴雄です。 新潟県南魚沼市を拠点に地域のグルメ情報などを発信中! 広告代理店『ジンボラボ』では中小企業様の動画CM制作・ホームページ作成やSNSなどのインターネットを利用した宣伝広告などをサポートしています。
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ブンブンハロージンボラボ!神保貴雄です。

当然ですが、僕はもともと柔道整復師という仕事に営んでいました。

いわゆる接骨院(整骨院)の先生。

いまも住んでいる実家の一階が店舗で、親父と母親の3人で経営していました。

2017年の10月に仕事を一身上の都合で退職。

奥さんとこどもが3人いる状態で、清水の舞台から飛び降りて即死しました(笑)。

2018年1月1日に、まったく縁も所縁も地位も名誉もない「広告代理店」の道を選び

ジンボラボ を立ち上げ現在に至ります。

前の仕事を辞めて今日に至る一年と六ヶ月……

これほどまでに「働き方ついて考えた38歳男性」

は、僕をおいて他ないと自負しております。

 

この記事のもくじ

働き方改革ってなんだ?

person using laptop computer

来る日も来る日も、働き方について考えてきました。

幸い腐るほど時間はあったので(笑)

面白いもので一年半くらい、ずーっとひとつのことを考えていると、チラリとですが「答え」らしきものがチラチラとみえる時があるんです。

チラリズム。

家政婦が見た!の故市原悦子さんばりに目を細める必要はありますが。

 

働き方改革

なんて、ことを耳にしますが、アレは間違いです。

あまっちょろいです。

働き方

じゃなくて

「生き方」ですね、結局。

働き方を問うことは、生き方を問うこと。

前の仕事を辞めて一年半かかってチラリと見えた答えがコレ。

 

Tシャツをこどもたちに

最近こんなツイートをしたら、そこそこの反響がありました(よかったら@minamiuonumaフォローしてね)。

まだまだ僕も人様に偉そうなことを言える立場ではありませんが、「働き方は、生き方」という想いを、これからの未来を担うこどもたちにどうやって伝えることができるかな〜って妄想しています。

こどもたちにもわかりやすく伝えるためには、どうしたらいいんだろう……。

いい例えはないかな〜と、ふと思いついたのが、上記のツイートの内容です。

 

15年間、接骨院で勤めた経験がある人は限られます。

しかし砂場遊や泥んこ遊びで洋服を汚して親に怒られた経験は誰にもあるはず。

そう考えた時に、この例えが爆誕(笑)

こどもたちにも上手いこと伝えられるかな〜と。

 

こどもが安心して泥んこ遊びができるのは

家に帰ったらもう一枚Tシャツがあることを知っている

これに他なりませんよね。

家に帰っても明日着ていくTシャツがなければ、思いっきり泥んこ遊びはできませんよね。

かなり力をセーブして遊ぶはずです。

 

これ、おとなの働き方にも同じことが言えると思うんです。

ひとつの職業からの収入で生活していたら、なんらかの理由でそれがなくなったら明日からは「0」。

家に帰っても「代え」のTシャツがないのと同じ状態です。

かなり諸々をセーブすることになり、思い切り人生を楽しむことができません。

 

これが「働き方は、生き方」という真意です。

働くことと、生きることは「コインの裏と表」のようなもので、切っても切り離せない……というかそもそも同じ一枚のコイン。

これを切り離して考えようとするから、はなしがややこしくなっちゃう。

 

人は仕事がなくなってしまうと、どうなってしまうのか

仕事を辞めて3カ月。人はお金のために働いているんじゃないと悟った

前にも「人は『お金のため』に仕事をしているわけじゃない」とブログに書きました。

この想いはいまでも変わりありません。

あおっちょろいことを言っていると思われるかもしれませんが、人は仕事もせずに三ヶ月間なんにもしてないでいると頭がおかしくなりそうになります。

くわしくはブログ記事を読んでみて欲しいのですが、これはマジで経験したことがある人にしかわからないと思います。

よく女性が妊娠すると「世間からの疎外感された感じがする」……と言いますが、それと同じでしょうね。

 

僕が仕事を辞めた直後に感じていたのは「お金はどうする?」とか「次の仕事はどうする?」とか「自分の居場所がない」とか、そういう不安でした。

でも、時が経つにつれ変わってくるんですね。

どんな気持ちになるか…想像してみてください(笑)。

 

時間が経つにつれハッキリ感じるのは『社会からの疎外感』なんですね。

 

表現がすごく難しいんです。

厳密に言うと疎外感じゃないんですよね~。

社会という島から島流しにあったような…。

広い海に浮かぶ僕しか乗っていない小舟から、社会島を眺める感じに近い。

まさに、これなんですよね。

的を得すぎていて、いま読んでも怖い(笑)。

 

この気持ちがどのように形成されていくのか……

僕が大好きな「アドラー心理学」で、説明ができちゃいます。

所属(Belongingness)はアドラー心理学では基本概念です。
人は常に所属を求めていると考えます。
なぜなら1人では生きていけないからです。
そのために何らかの共同体に所属しなくてはなりません。
生まれて最初に所属する共同体が家族です。
赤ちゃんにとってはまず家族に所属して安全に養育されていくことが必要です。
そのあとは所属する共同体が広がり、友人からなる遊びの共同体であったり、一緒のクラスで学ぶ共同体であったりします。
そのあとは、仕事を共にする職場の共同体に所属することになります。

【アドラー心理学の実践】#10 “所属”とは何か

仕事をやめるということは、アドラー心理学でいうところの「所属」が奪われた状態になってしまうんですね。

上記にある通り

人はひとりで生きてはいけません

なぜならば、なにかしらの共同体に所属しなければ、すぐに死んでしまうから。

所属を奪われる……ということは「死」を意味するんですね。

 

あなたはここにいていい

brown tabby cat on gray chair

仕事という行為はお金を稼ぐということの前に、「所属」を与えてくれているんです。

お前はここにいていいんだ

あなたはここにいていいよ

お金を与えられる前に、それより大切な所属を与えられているんです。

 

いまの日本ではお金がなくても死ぬことはありません。

でも所属がなくて自ら命を絶つ人はいなくなりません。

これが現実です。

でも、この現実を目を背けず見つめ続けることが大切。

 

「働き方は、生き方」

の意味が、なんとなくわかっていただけたでしょうか?

働くことと生きることはコインの裏と表のようなもの。

切っても切っても切り離せません。

 

そんな視点から自分を見つめることができると、少しだけ気持ちが楽になるような気がします。

 

最初に書きたかったことと、大幅にルート変更してしまいました(笑)。

でも、そんなことは僕にしかわからないことなのでOK!

最初に言いたかったことは、また次のブログのネタになるからね。

「死ぬこと以外はかすり傷」

という言葉が身に沁みる、令和に改元して最初の夜の記事でした。

 

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