「まだ月給もらってるの?」独立開業や転職…お金についてどう考えるか?
フリーランスになって、なんだかんだ一年経とうとしています。
で、なんだかんだやっていますジンボラボの神保貴雄(@minamiounuma)っす!
「月給制」という制度から距離をとって一年。
いま、どんなことを考えているかと「仕事を辞めて転職したい」「フリーランスになりたい」という方への僕からのメッセージをお伝えさせていただきます。
今日は珍しく「お金」についてのお話。
この記事のもくじ
月給制度という当たり前
高校を卒業して、石川県金沢市にある専門学校を卒業して、東京都杉並区の接骨院に就職したのが22歳の春。
社会人になって働くようになり、もらって当たり前なのが「月給」です。
毎月、自分が働いた成果を『お金』という形でひと月分まとめていただくシステムですよね。
僕も昨年仕事を辞めるまでの15年間「月給」をいただいて生活をして参りました。
その中から生活費やら、なんやらかんやらをやり繰りして生きてきたわけです。
これをもらえるようになって初めて一人前になった……的なやつ。
むしろこれをもらえなような輩は半人前以下!みたいな風潮が蔓延しているとか、してないとか。
フリーランスの個人事業主になって、もう少しで10カ月。
新しく事務所も構えたことだし、このタイミングでいろいろ考えてます。
このタイミングって……どのタイミングって??
少しづつだけど、お金をいただけるようになってきたんですね。
ここまでの9カ月は、稼げなくて当たり前なスタンスでやってきました。
開き直ってるところもあって、それほど気にならなかったのですが……人間欲が出るとアレですよね(笑)。
「月給」をもらっているときのクセが出てくるんですよね~。
15年……15年という月日は、人がそれに慣れるのに申し分ない歳月。
時給換算してしまう癖
『なにかしていないと落ち着かない』
これね。
「給料分は働かないといけない!」という15年分の強い刷り込みがあるんだな~って。
無意識に自分の仕事を『時給換算』している自分がいるんですよね。
- 「アレして、コレしていくら」
- 「この時間までコレをやっていくら」
- 「9時から18時まで働いていくら」
という感覚が染み付いているし、頭の中で自動計算している自分がいます。
だから、なにもしていない時間があると落ち着かない……ということに。
ひとつ断っておきますが「月給」をもらうことが悪いことだ!なんて僕は言うつもりは一切ありません。
こういうのも『向き不向き』『適材適所』があります。
ただ僕は「月給」をもらうことに向いてなかったんだな~と。
だけど15年間、染み付いた習慣が僕を不安にさせるわけです。
『働け~働け~ちゃんと働かないと、給料がもらえないぞ~』ってね。
想像してみてください
もし「この状況に耐え切れないな~」という自信がある方は、フリーランスに向いてないからやめときましょう!
何度もシュミレーションしてみてください。
難しいかもしれませんが、あなたの人生のことですからねっ!!
思考回路がショート寸前するほどシュミレーションしてください。
まだまだ僕も全然、慣れてませんけど(笑)。
でもね、なんとかなるもんです。
僕もこうして生きてるし、新しく事務所を構えることもできました。
「ガンガン独立しようぜっ!」と大声で言うつもりはありませんが、それほど心配はいらないぜっ!てね。
もしフリーランスになりたいなら……
まずは自分の仕事を時給換算するクセから脱却しましょう。
一見お金にならないようなことが、あとからジワジワとボディーブローのように効いて思いがけない形で返ってくることもあります(ないこともあります)。
それと「月給」という単位で生活を考えないことも大切。
フリーランスになると、お給料日に決まった金額が振り込まれるなんてことはありえませんからね。
そうなるとローンを組むのが非常に難しくなりますよね。
駆け出しのころはなにかと入り用になるので、特に注意が必要ですね。
じんぼのまとめ
フリーランスになるにしても、独立開業するにしても、転職するにしても、それなりの覚悟が必要!
金銭的なこともありますが、世間の目……的なこともあるよね~。
「出る杭は打たれる」と言いますが『出過ぎた杭は打たれない』という見解もあります!
ちょうどよく出過ぎるくらいを狙っているジンボラボの神保貴雄でした(笑)