「いつかくる、その日のために…」こどもに教えておきたいこと
僭越ながら「子育て」について書いてみたい年頃なのです。
僕が人の親になって早11年。
まだまだ子育て真っ最中の青二才ですが、いろいろ思うところもあるわけです。
今日は子育て…というか、なんてゆーかについて書いていこうと思います。
この記事のもくじ
問診票は誰が書く??
神保接骨院では初診…初めて来られた患者さんに「問診票」というものを書いてもらいます。
名前、生年月日、住所、電話番号から始まり「どこの具合が悪いのか」「なんで痛くなったのか」など施術に必要なことを教えてもらいます。
この問診票はできるだけ本人に書いてもらいたいのです。
やっぱりリアルな声が聞きたいですもん。
まぁ、でも保育園や幼稚園に通ってる幼児には難しいですので、もちろん親御さんに代筆してもらいます。
それではこの問診票、あなたなら…
「何歳からこども本人に書かせますか??」
あなたはどう思いますか?
いろんな意見があると思います。
例えば…
「こどもが書いたら必要なことが伝わらないかもしれないから親が書くべき」
「親が書いた方が早いから、親が書いた方がいい」
そんな風に考えていませんか??
ノンノンノンノン。
僕は小学校3~4年生くらいから、こども本人が書くのが望ましいと考えています。
と、聞いてどのように感じますか??
早いと思いますか?妥当だと思いますか?
僕のこんな体験
ちょっと話が飛びますが僕の体験です。
高校を卒業して親元を離れ、石川県の金沢にある専門学校に通い始めたころのことです。
風邪でもひいたのかな~忘れましたが病院に行った時のこと。
保険証を受付に出して問診票を書いたのですが、そのときふと「こういうの書くの初めてだな」と思ったんですね。
というのも僕はそれまでほとんど病院にかかったことがなかったんです。
で、かかったとしてもその他諸々は親がやってくれてたんでしょうね。
慣れないことで、とまどったんでしょう。
すごい覚えてるんですよね、その時の感じ。
いつかくる、そのとき
なにが言いたいか…というと。
「こどもはいつか、あなたの手から離れる」
ということなんです。
このときにあなたがこどもに何を教えてきたか…が、はじめて問われるわけです。
一人暮らしを始めて病院にかかる時に、ちゃんと自分の状態を伝えることができなければ困っちゃいますよね。
いつかくる、そのときの練習なんですよ。
だから、こどもに問診票を書いてもらう必要があるとは思いませんか??
わざわざ、あなたがこどものところまで飛んで行って書いてあげますか??
相手に伝わるように
症状を説明するのも、なるべくこどもに任せてください。
これも社会勉強です。
- 「どこが痛い」
- 「どこの具合が悪い」
- 「いつから」
- 「どんな感じで痛むのか」
- 「どれくらい痛いのか」
- 「どうしたらよいのか」
しっかりと相手に伝えられるようになっておきたいですよね。
命に関わることもあるかもしれません。
こういうことは学校では学べないので、おうちでしっかりと教えたいところ。
テストの点数だけでは計れないことが山ほどあります。
あなたはどう考えますか??
じんぼのまとめ
想像するといいと思うんですよね。
こどもが大きくなった時の姿を。
目の前にいるとなかなか想像しづらいんですけどね。
想像してみて「じゃあいま、なにを伝えればいいのか」が、なんとなく掴めると思うんです。
その視点から出るアドバイスは単純な「勉強しなさい!」とか「早く起きなさい!」というレベルのモノとは明らかに違うと思うんです。
そうは思いませんか?
ということで今日、寝る時にイマジンしてみましょー!!