カプセルホテルって鍵あるの?貴重品は?予約する際の5つの注意点
結論から言うと…
カプセルホテルの部屋には鍵はありません!
個別の部屋に鍵はありませんが、専用のロッカーには鍵が付いているので、そのロッカーで貴重品などの管理をしましょう!
カプセルホテルって、よく耳にするけど実際には利用したことがないし、どんなところかよくわからない……という方も多いのではないでしょうか?
- どんな感じで泊まるの?
- 貴重品はどうしたらいいの?
- 鍵付きの部屋はあるの?
- ロッカーってあるの?
- 必要な持ち物は?
- 初心者の注意するべき点は?
など気になって眠れない夜を過ごしていませんか?
月に一度はカプセルホテルを利用しているジンボラボの神保貴雄(@minamiuonuma)が、初心者のあなたに「カプセルホテルの賢い使い方」をイチから徹底的に紹介したいと思います。
この記事のもくじ
カプセルホテルってどんな感じ?鍵あるの?
まずは「カプセルホテルとはなんぞや!」というところから説明します。
と思いましたが、上の画像を見ていただければ、おわかりいただけますよね?
はい、普通のビジネスホテルなどに比べたら、部屋はめちゃくちゃ狭いです。
蜂の子の気持ちがわかります。
お風呂もトイレも共同です。
くりかえしになりますが、個別の部屋に基本的に「鍵」はありません。
まずは、ここを押さえておきましょう。
カプセルホテルは、日本で見られる宿泊施設の形態のひとつで、カプセル状(箱形)の簡易ベッドを提供する宿泊施設である。
https://goo.gl/rxBUos
カプセルホテルの宿泊料は5000円以下がほとんど
部屋は鬼のように狭いですが、宿泊料金が普通のビジネスホテルより半額か、それ以下で宿泊できるのが特徴。
経費を抑えたいビジネスマンが利用するイメージがありますが、いまでは女性でも泊まりやすい安心できれいなカプセルホテルも増えてきています。
女性の方なら事前にネットで宿泊できるかどうか確認しておいた方が安心。
また女性専用のフロアがあったり、女性専用のカプセルホテルもあるようです。
実は日本発祥
1979年、ニュージャパン観光が大阪府大阪市梅田に初のカプセルホテルとなる「カプセルホテル・イン大阪」を開業した[1]。
カプセルホテルを発案したのは、大阪でサウナなどの経営に携わっていた中野幸雄[1]と、コトブキの社員であった福西利文[2]である(正確には、福西利文の名義で特許申請したもの)。
https://goo.gl/rxBUos
あんまり関係ないですが、トリビアとしてストックしておきましょう。
考えた人は天才だと思いますよ。
横浜駅から徒歩5分!おすすめのカプセルホテル「グランパークイン横浜」
こちらは僕が横浜に出張する際に利用する『GRANDPARK-INN横浜』さん。
おしゃれだし入りにくいってことはないですよね。
いや、むしろ入りやすい。
フロントもこんな感じで明るくて、とってもきれい。
こちらを利用した時のことを参考にカプセルホテルを利用する時のポイントを5つにまとめてみました。
初心者が気を付けたい「カプセルホテル」5つのあるあるルール
①ネット予約しておくと楽
カプセルホテルとて、いつも空いているとは限りません。
特に東京、横浜、名古屋、大阪などの大都市圏の繁華街に近いホテルであれば当日で駆け込みで行っても満室なんてことも。
楽天トラベルや今流行りのトリバゴなどを使って事前に予約しておくことを強くおすすめします。
そちらでクレジットカード決済しておけば、フロントでお金を支払う手間も省けます。
クレジットカードで支払えばポイントもつくしね。
②わからないことはフロントで聞いておく
ホテルの使い方やルールなどを最初にしっかり聞いておきましょう。
普通のホテルにはフロント直通の内線電話があるのが当たり前ですが、カプセルホテルにはそれがありません。
- 「お風呂はどこ?」
- 「朝食は何時から?」
- 「タオルはどこにあるの?」
わからないことがあると、わざわざフロントまで聞きに行かないといけません。
チェックインする時に「カプセルホテルを利用するのが初めてなので、どのようにしたらいいか教えてください」と聞くのが一番でしょう。
そんなこと恥ずかしくて聞けないよ……
という方は、この記事を穴が空くほど読んでちょーだい。
③部屋に鍵はあるの?
チェックインをするとロッカーの鍵を渡されます。
これがカプセルホテルに泊まる時の「生命線」となります。
冒頭で言った通り、カプセルホテルの個室には『鍵』はありません。
貴重品は基本的にはすべて自分のロッカーで管理しないといけません。
ということでカプセルホテルにいる間は、このロッカーの鍵を親より大事にしてください(笑)。
カプセルホテルで貴重品・持ち物は鍵付きロッカーへ
お風呂に入りに行くときや、自分のカプセルを離れる時には必ず貴重品をロッカーに入れておきましょう。
心配な方は寝る時にもロッカーに預けておくと安眠できるかと。
グランパーク横浜さんの場合は、こちらのロッカーにタオルと部屋着が入っています。
荷物をこちらのロッカーに入れ、タオルと部屋着の入ったバッグを持ってお風呂に行く流れ。
④眠れないなら耳栓を用意
霊長類最強の宿泊施設と言われているカプセルホテルの唯一の欠点が「音」です。
安いんだからしょうがない……と目をつむるしかないですが、本当は耳をつむりたい。
そこで役立つのが耳栓!
この世に絶対はない、と言いますが「カプセルホテルに泊まる時には絶対的に耳栓が必要」です。
隣の人の目覚ましアラーム、部屋の出入りの音、いびき……マジでうるさいです。
そんなの気にならない!という心臓に毛が生えている方は結構ですが、僕みたいなノミの心臓をもつ人間としては死活問題。
そこで必要になるのが耳栓です。
既成の形のモノを耳に詰めるタイプと、「ねりけし」みたいになっていて適量をとって耳に詰めるタイプと、二種類あります。
こちらが規制の形のものを潰して耳に詰めるタイプの耳栓です。
耳の穴の大きさや形に合わせていろいろなサイズがありますし、なぜかカラーにクセがあるのが特徴。
僕はねりけしタイプが好きで、適量をとって耳の形に合わせて入れ込んでいきます。
マジで絶対!耳栓は必要です!!
⑤周辺施設をチェックしておく
特にコンビニがあると便利ですよね。
夕食、朝食が食べられるカプセルホテルもあるようですが、ないところもあります。
近くの飲食店も合わせてチェックしておくといいでしょう。
ちなみにグランパーク横浜さんの隣にはセブンイレブン、その隣には漫画喫茶……という最強の布陣。
翼くんと岬くんのゴールデンコンビ。
カプセルホテルを使う時の流れ
それでは実際にグランパーク横浜さんを利用する時の流れが、こんな感じ
- まずはネットで予約しクレジットカードで決済しておく(ちゃんと予約が完了したかどうか、送られてくるメールを確認しましょう)
- ホテルに到着したら、まず靴を脱いで靴箱へ入れ鍵をかける
- フロントにてチェックインの手続き(このとき靴箱の鍵を預ける)
- ロッカーの鍵をもらいチェックイン完了
- 先ほども言ったように、初めて利用する場合はフロントの方にホテルの説明を聞いておく
- 自分のカプセル(部屋)へGO
お風呂に行く時は貴重品をロッカーへ
- 貴重品など、持ち物すべてをまとめておく
- ロッカーに荷物を入れて、タオルと部屋着の入ったバッグをGET
- お風呂に行ってお風呂のロッカーに、貴重品を入れたロッカーの鍵とバッグを入れ鍵をかける
- お風呂場のロッカーを親より大事にする(笑)
- いい湯だなぁ~
カプセルホテルをチェックアウトする時
- 忘れ物がないように荷物をまとめておく
- テレビや灯りが点いていたら消す
- フロントに行きロッカーの鍵を返す
- 靴箱の鍵を受け取る
- SAYONARA
こんな流れになります。
ちなみに……
グランパーク横浜さんにはコインランドリー、自動販売機もあります。
- お風呂があるか?
- コンセントがあるか?
- 朝食は付いているのか?
- wifi環境はあるのか?
- テレビはあるのか?
- 歯ブラシはあるのか?
など、ホテルの環境については事前にホームページやネットで確認しておきましょう。
カプセルホテルって鍵あるの?貴重品は?予約する際の5つの注意点 まとめ
いかがだったでしょうか?
カプセルホテルのハードル下がりましたか??
僕も一度、利用するまでは「本当に大丈夫かな……」と心配でしたが、一度泊まってしまえば楽勝っす!
特に出張などで夜、遅くまで飲んで帰って寝るだけ……なんて場合はホテルの滞在時間なんで微々たるもんです。
カプセルホテルに宿泊して、経費を浮かしちゃいましょう!
また、こどもの頃の秘密基地みたいで何とも言えない落ち着き感を味わいたい方は、この記事を参考にとりあえず一度泊まってみてください。
くれぐれも大事なロッカーの鍵を失くさないように!!
世の中に絶対はないけど、それだけは絶対ですよー。