子どもの痛みを理解するために必要なことは〇〇すること
こどもたちの抱える「痛み」について相談をいただく機会が増えました。
いろいろと話を聞いているうちに当事者のこどもたちより、混乱しているのはどちらかといえば“親御さんの方”なんだなぁ…と気づきました。
もちろん、こどもさんひとりひとりがオンリーワンな存在ですから対処法もひとりひとり違います。
ですが痛みを扱う仕事を10年以上経験し、痛みについて学んでいく中で、ある『法則』みたいなモノがみえてきました。
その法則?対処法?コツ?を私の頭の中から取り出し、整理すべくこちらに書き記していきます。
まとまりがない文章になるかもしれませんが、なにか言葉のパワーみたいなものを感じとっていただき参考にしていただけるとうれしいです。
本文に入る前に以前書きました…
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まずはこちらを一読ください。
こちらを読んでいただいてから読み進めていただくことをおすすめいたします。
この記事のもくじ
こどもの痛みは「日替わり定食」!?
おこさんの痛みについて親御さんからよく相談されるのが…
「(こどもの訴えている痛みが)よく、わからなくって…」
そーなんですよね、そうなんです。
「足が痛い!」って言ってると思ったら「肩が痛い!」って言ってみたり「腰が…」と言ってみたり。
痛む場所があっこっち移動したり、増えたり減ったり急に消えたり。
あとは『痛みの強度』…これも日によって時間によって大きく変化することが多々みられます。
さっきまで大泣きして痛がっていたのに、10分後には笑いながらゲームをしている…なんてこともよくあります(ウチのこもよくある)。
そんなことを繰り返しているうちに親は「よくわからなくって…」状態に陥ってしまいます。
理解するためのコツは〇〇すること
痛みに関することだけではないのですが、私がいつも大切にしていることがあります。
それがさきほども紹介した…
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こちらを熟読していただけるとわかると思うのですが…なんだかわかりますか??
少し考えてみてください。
それは『想像すること』
「本当に痛いの??」
あなたが「痛いっ!!」て感じたときに、となりの人に「そんなに痛がってるけど、本当にそんなに痛いの??」と、いぶかしげな顔をされながら聞かれたら、どう感じますか??
一回目のイマジンタイム。
親が動揺している姿を子どもにみせるのが一番の『毒』です。
想像してみてください…自分が風邪をひいて病院にかかったとします。
自分の症状を伝えている間に先生の表情がみるみる青ざめていったとしたら…。
めっちゃこわないですか??
二回目のイマジンタイム、ツーイマジンプリーズ!!
想像すること
あなた自身も数十年前はこどもでしたよね??
必ず同じような経験をしているはずです。
ましてや親子ですから、似たような幼少期を過ごしているはず。
イマジン・フォー・ザ・チルドレン
自分の胸に手を当てて思いを巡らせてみてください。
「わたしがこどものころはどうだったかなぁ?」
「同じような経験をしたことがなかったかなぁ?」
いかがでしょうか?想像してみてください。
「肩が痛くなるってどんな感じかなぁ~」
「大泣きするほどの痛みってどんなかなぁ~」
こどもの立場になって想像してみてください。
ジョン・レノンも驚くくらいイマジンしてみてください。
そうするとみえてきます、なにかがみえてきます。
きてます、きてます(笑)
ちょっとふざけてしまいましたが…まとめます!!
不安=痛みの方程式
こどもが「〇〇が痛い…」と言ってきたら『想像』しましょう。
あなたも必ず通ってきたんです!思い出してみてください。
それだけでこどもの痛みが変わります。
騙されたと思って想像してみましょう。
そうするとこどもに対する『声かけ』や『態度』に変化が起きます。
ほんとうに些細な変化かもしれませんが、こどもたちはそれを敏感に感じ取ります。
「あぁ、おかあさん(おとうさん)はわかってくれてるな」
「ぼく(わたし)のことを気にかけてくれているな」
この安心感がこどもの不安を和らげ、同時に痛みも和らげてくれます。
私ができることは、この一連の『親子のやりとり』の流れを整えてスムーズになるようにお手伝いすることです。
上手くまとめられたかどうか…わかりませんがなにか伝わりました…よね??
よろしかったらコメントください。
じんぼのまとめ
スマホとかインターネットの普及で『想像する』機会ってむかしより減ったんですかね??
一日5分でいいですから、なにも考えないでボーッとする『想像&瞑想タイム』なんてつくるといいですよね。
イヤなこともイイことも全部、隣に置いて無心になって…贅沢な時間。