フラー(株)新潟支社長 坂詰将也さんに「これからの求人」についてお話を伺ってきました
YouTubeの動画に「ダンディーですね」というコメントがあり、嬉しいというか少し悲しい39歳のジンボラボ 神保貴雄です。
さて、フラー株式会社の新潟支社長 坂詰将也さんに満を侍してお会いしてきました。
モバイル一筋、8年。
フラーは創業以来、ずっとモバイルと共に道を歩んで来ました。
この8年で、人々はありとあらゆることをアプリを通じてやるようになりました。
ニュース、音楽、コミュニケーション、ゲーム……今やモバイル端末は1日で最も時間を費やすデバイスになりました。そんなモバイルの使われ方を、私たちは誰よりも知っています。
そんな私たちだからこそできることが、きっとあるはずです。フラーは世界中のモバイルの使われ方を理解し、その知識を地域の隅々にまで役立てます。
フラーはお客様と一緒にサービスを創り、モバイルの次に来る社会の変化を捉え続けます。フラーは、テクノロジーの会社です。
フラーは、デザインの会社です。
フラーは、データサイエンスの会社です。今までも、そしてこれからも、
集ってくる仲間たちと和気あいあいと、
お客様と化学反応を起こしながら、
フラーは未来へと進んでいきます。
知っている方も多いと思いますが、アプリ分析サービス「App Ape」の提供やアプリ開発等の共創事業を行うITベンチャー企業です。
フラーさんとは僕が理事をつとめる「(一社)愛・南魚沼みらい塾」が管理している兼続庵という古民家でのインターシップからの繋がり。
と、言いながらも僕はこちらのインターンに一度も顔を出したことがなく……恐縮です。
フラーの南魚沼インターンを見て、地方の大学生・高専生のポテンシャルを感じた話
でも、ちゃんと記事はチェックしていましたからね。
いつかご挨拶をさせていただきたいなぁ、と思っていました。
念ずれば花開くですね。
10月に南魚沼市で開催された採用戦略会議に講師として招かれた、坂詰さんにお会いすることができました。
そのときに「今度、会社(新潟支社)にお邪魔してもいいですか?」と伺ったら、「もちろん、ぜひ」とのこと。
僕は社交辞令が苦手なので、こうなったら確実に行きます!!
坂詰さんとFacebookで繋がり、いつでも連絡できる状態でスタンバイOK!
で、ついにその時が。
この記事のもくじ
神保、フラー新潟支社に突入する
新潟駅の南口。
PLAKA2が見えますね。
高校生の頃、始発の上越線に乗って買い物に来たものです。
フラー新潟支社はPLAKA3にオフィスを構えます。
20年ぶりに中に入りましたが、商業施設だったころの名残はなく、様々な企業のオフィスが入ってました。
時の流れを感じます。
少し迷いながらフラー新潟支社に到着。
坂詰さん、わざわざエレベーターまで出迎えにきてくれました。
困った人をみるとじっとしていられないんでしょうね。笑
玄関を開けるとスタッフのみなさんが明るいオフィスでお仕事されてました。
で、なんとオフィスの一角には「こたつ」のあるスペースが。
このあたりがフラーイズムが体現されているところなんでしょうね。
千葉にあるフラー本社には会社の近くにある温泉施設が利用できる福利厚生があるとのこと。
うらやましいとしか言いようがありません。笑
こちらのモニターは本社オフィスと常時繋がっていて、そのようすが映されています。
本社でも新潟支社のようすが見られるようになっていて、一緒に仕事をしている感を味わえるそうです。
いつも一人で仕事をしている僕にとっては、これまたうらやましい限り。
僕の事務所にもカメラ置いて中継繋げてもらおうかな……。笑
こんな感じ。笑笑
こちらは会議室。
イスや机は新潟を代表するアウトドアブランド「Snowpeak」製。
パッと見たら会議室は思えないカジュアル感に、またもやフラーイズムを感じざるをえません。
こちらの部屋で1時間半くらい坂詰さんとお話しさせていただきました。
盛り沢山すぎて正直、書ききれないのですが、僕が特におもしろいなぁ〜と感じたことについてまとめていきます。
フラーの求人戦略は一石三鳥
こちらの記事でも言及しておりますが、これからの求人はいままで通りのやり方では絶対的に厳しくなります。
というか、現時点でもかなり厳しい状況であると聞いています。
これだけインターネットが普及しているなか「まだハローワークとか言ってるんですか!?」と。
もちろんハローワークからしか情報を伝えられない人もいるとは思いますが、ピチピチの若い人にきて欲しかったらそれではダメですよね。
坂詰さんはフラーの「採用」を主に担当してらっしゃるということで、そのあたりについて詳しく聞いてみたいなぁ……と考えていました。
ということでフラーさんと坂詰さんの情報を徹底的に収集!!
ホームページやTwitterはもちろん、新聞記事や各種求人サイトなどチェックできそうなものにはすべて目を通しました。
そのなかで一番「ピン!」ときたコンテンツを紹介します。
ワークライフバランスを大事にしつつ、成果を残す。フラーのMVPセールスが語る「私らしい働き方」
「大手企業の5倍の速度で成長できる」フラーでディレクター専属組織を立ち上げたチーフディレクターが新たな組織を作った理由
フラーで働いているスタッフさんのインタビュー記事ですね。
WANTEDRY(ウォンテッドリー)という求人サイトに掲載されているのですが、これが実に素晴らしい。
ぜひ一度読んでみて欲しいのですが、思わず働きたくなっちゃいます。
変な言い方ですが、働きたくなっちゃいます。笑
これだよな〜こういうことだよな〜って。
しかもインタビュアーが坂詰さん本人なんですよね。
これについてぜひ聞いてみたいと思っていたのでじっくり伺わせていただきました。
要約するとこんな感じ……
▶︎社員にインタビューすることで会社について、どんな考えをもっているのかわかる
▶︎不満などがあれば、そこからすくい上げることができる
▶︎インタビューの内容をさらに記事にまとめれば求人用の媒体として使える
まさに一石三鳥です
と仰ってました。
なるほど〜!!首がもげるほど縦にふりました。
僕も以前、インタビュー記事を数本書いたことがあるのでわかるのですが、インタビューってひととなりが出るんですよね。
我ながら上手くまとまっていると思うので、ぜひ読んでみてください。
偉そうなことを言います
WANTEDRYでもホームページでもSNSでも何でもいいのですが、こんな感じで経営者の想いやスタッフの想いをインタビュー形式にして届けるのはめちゃくちゃ効果的だと思います。
それは単に求人に使う……ということではなく
どんな想いで仕事しているのか
ということを再確認する作業にもなる、と考えます。
どっちかというと求人より大切かもしれません。
経営者からスタッフまでが活きいきと働いていれば、勝手に人は集まってくるんじゃないか……というのが僕の持論です。
フラーさんがまさにそうかと。
そんな環境を上手くインタビューという形で表現して発信することで、読んだ人が「思わず働きたくなる気持ち」になるんじゃないかと。
実際に求人の問い合わせの半分ほどがWANTEDRY経由なんだそうです。
やっぱりな〜って。
僕はひとりで仕事をしているし、採用なんてされたことはあってもしたことはないので偉そうなことは言えません。
ですが、そんな僕だからこそ言えることがあるのではないか……と偉そうなことを言わせてもらいました。笑
まとめと若者へのメッセージ
会議室でのお話が終わると、ちょうどお昼時だったので一緒にランチもさせていただきました。
またそこでも話し込んだわけですが……今回、一番感動したのは坂詰さんの細かな気遣い。
会議室で話をしている時も小まめに部屋の温度を調節してくれたり、ランチでも僕の分の箸をスッと渡してくれたり。
一流の人は一流たる理由があるんだな〜と、感じずにはいられませんでした。
僕も見習います!!
ということで、最後はこれを読んでくれている若い人たちにメッセージ。
一流の人と会って話をするのが一番の勉強になるよ
くれぐれもアポをとるときは相手のことを考えて丁寧にね
あとツーショットの写真を撮らせてもらうと自慢できるからね
笑
ありがとうございましたっ!!