子どもの叱り方のコツは『人格を否定しないこと』と『上手に聴くこと』
こどもの『叱り方』って、簡単そうにみえて結構難しいですよね。
僕も三人の子育て真っ最中ですが、日々奮闘しております。
先日、こんな記事を書きました。
とりあえず復習で↑↑↑こちらを読んでみてください。
このように褒めるだけでなく、もちろん叱ってあげることも必要です。
叱るのにもコツがあります。
ということで心理学大好き、ジンボブログの神保貴雄(@minamiounuma)が「子どもに伝わる叱り方」を考えてみました。
参考にしてみてください。
子どもの叱り方
まずは『人格を否定しないこと』これだけは必ず守るべきマナーでありルールです。
例えば…
×「お前はなんで言われないと勉強しないんだ!勉強しなさい!!」
〇「勉強しなさい!!」
ついつい余計なことを言ってしまうのが人間のサガ…。
ロマンシング・サガ。
×「お前は野球に向いてないから勉強しなさい!!」
〇「勉強しなさい!!」
「なんで言われないとしない」「野球に向いてない」このような言葉が人格否定ワードです。
こういうワードを用いず、いま目の前にある状況にだけポイントを絞り、叱るのがコツです。
ビジネスシーンにおいても同じことが言えますよね
たとえば「女のくせに…」とか「高卒のくせに…」とか、性別とか出身地とか学歴を叱る材料にしてはいけません。
なにがいけないって、そういう言葉を使って叱られても心には届きません。
いや、むしろ叱っている相手を恨む結果に繋がります。
己(おのれ)の根っこの部分を否定されると人間は一番、腹を立てると思いませんか?
腹が立っている人に下手に叱られて、叱られている方も腹が立つ…
こんな生産性のない悪循環はないに越したことはありませんよね。
あくまでも「怒る」ではなく「叱る」です。
もうひとつは……
まぁ中学生じゃなくてもそうなんですけど、私が思う大切なポイントは…まずは『聴く』こと。
『聴く』ことです。
叱るわけですから多少なりとも、こちらも頭に血が上っているわけです。
それはまさに頭の中でいろんな感情と言葉がグツグツ煮込みハンバーグみたいな状態(笑)
そんな時はちょっと一呼吸おいて、ヘッドフォンを外してみてください。
“怒りのヘッドフォン”をしたままではなにも耳には入ってきません。
まずはなんでそういうことになったのかを叱る相手からしっかりと聴くべきだと私は考えます。
よ~く、じっくり、耳を澄ませて相手の話を聴いてみましょう。
そういう自分をつくっている段階で、かなり冷静になれているはずです。
感情にまかせて叱っているうちは相手の心にはまったく届きません。
『よく聴いて、人格を否定する言葉を用いず的確な言葉で叱る』 これが極意ですね。
どうですか? そんな風に叱ってくれる人になら叱られてみたくないですか?(笑)
叱るというのは相手のことを思ったゆえの行為。
心を落ち着けて冷静に対応できるといいですね。
さぁ!身近な中学生を叱ってみましょう(笑)